「AIを使いたいけど、何から始めればいいか分からない」というご相談を、瀬戸内の経営者さまから多くいただきます。流行りのツールを買うことが目的になってしまったり、社内で誰も触らずに終わってしまったり ─ そうならないために、NY33が現場でお伝えしているAIの取り入れ方をご紹介します。
AIは魔法ではなく、整備された道具
造船の世界では、新しい工具が導入されたら、まず誰がいつどう使うかをルール化します。AIも同じです。「すごい技術」ではなく、「現場の仕事に組み込まれた道具」として扱うのが、定着への近道です。
経営者がまず1つ自分の業務で使ってみて、効果と難しさを実感する。それから現場へ広げていく ─ 上から命令するのではなく、上から触ってみる流れが、地方の会社では特に大事だと感じています。
今すぐ始められる3つの入口
1. メール・資料の下書き
返信に時間がかかっている、資料作成に追われている、そんな経営者さまは多いです。ChatGPTなどに「○○さん宛に、〜という内容で返信を書いて」と指示して下書きしてもらうだけで、最終チェックに集中できる時間が増えます。
2. 社内ナレッジの整理
ベテランの知識が個人に紐づいたまま、というのは中小企業に共通する課題です。マニュアルや過去のメール・議事録をAIに読み込ませて「○○の手順は?」と聞ける状態をつくると、属人化が少しずつ解消されます。
3. Webコンテンツの下書き
ブログ・SNS投稿・お知らせ文 ─ 「書く時間がない」が理由で更新が止まっている会社は本当に多いです。AIに下書きさせて、最後に自分の言葉で整える方法をとると、更新頻度が劇的に上がります。
やってはいけないこと
- 顧客情報・機密情報を、無料版のAIにそのまま入れる
- AIに任せきりにして、最終チェックをしない
- 「AI担当」を1人決めて、他のスタッフは触らない状態にする
- 高額なAIツールを契約してから、使い道を考える